咄嗟のメモは”トトノエ-クリップボード”

咄嗟のメモは”トトノエ-クリップボード”

2018年5月26日
皆さんは仕事や学校でどんなノートを使っているでしょうか?手帳に色々書いている人や、ipadなどで全部電子化している人もいるでしょうね。いずれにせよ、ほとんどの人が何かしらの方法で記録をとっていると思います。
今回は、そんなノートへの意識をちょっと変えてくれる、ちょうどいいサイズのメモカードのご紹介です。

絶妙な大きさのカード

僕の仕事は基本デスクワークで、タスクを書き出したり、打ち合わせ中にメモしたり、アイデア出しや作業中のちょい書きなどなど、毎日メモを取る事が大事になります。しかし僕はノートや手帳は持っておらず、「情報カード」という5インチ×3インチというiPhoneXくらいのサイズのカードを使っています。カードなので一枚ずつバラバラなのですが、これが意外と使いやすい

しっかりした厚みがあってあまりカードがヨレたり折れたりすることがなく、ジャケットの内ポケットや胸ポケットにちょうど入るサイズなのです。

仕事での使い方

主な使い方としては仕事が終わって退社する前に、次の日にやるToDoリストを書きます。デスクに置いている静電気ではりつくメモパッド(これもすごい便利!そのうちこれについても語りたい。)に貼っておきます。

次の日出社した時にそれを見て作業を決めて、タスクを消化していきます。テンポがすごく良くて、視線をカードに向けるだけでいいのはタスク管理が楽になります。また終わったカードは捨てずにとってあります。付箋だと捨ててしまいますが、カードだと何となく保存しておこうかなという思考になります(遊戯王世代だからかな?)。

僕は今新卒一年目で会社でもブッチギリの下っ端なのですが、タスクのカードは通路側から見えやすいところにさりげなく置いています。

すると、先輩や上司がチラッと見て僕が今何をやっているのかをなんとなく理解してくれます。的確かアドバイスをもらうきっかけにもなりますし、もし間違ったことをしている時に軌道修正をスムーズに指摘してもらるんです。

タスク管理に以外にも、打ち合わせにはこのカードを何枚か持っていき、これでメモを取っています。机で場所をとらず、打ち合わせが終わったらアプリのscanableで取り込んでEvernoteに突っ込み、どのデバイスでも記録をチェックできるようにしておきます。

ちょっとしたメモはカードのまま人に渡すこともできますし、このカードの真骨頂は情報カードの名の通り、情報を整理することにあります。

アイデアや、議事録でもとりあえずカードに書いて、それを並べられます。ノートだとパラパラとめくって読みますが、カードだと机にバーっと並べることで、一時的にノートよりも一覧性がよくなります。

書く時には小さく見る時には大きくなんていう使い方ができるのです。そしてカードを並び替えたり、要点以外を外したり、アイデアや絵コンテを整理することができます。

私生活でも使うと楽しい

仕事以外でもカードを使っています。

買い物リストを書いてみたり、気に入ったカフェやお店のショップカードを貼り付けてメモを書いてみたりしています。

これは最初に記事にした星星峡のカード、イラストレーターの平岡瞳さんという方がデザインされたカワイイカードです。デートで行ったところのチケットを貼ったり、スタンプを押したり、思い出のログをとっておくと楽しいですよ。

絵を描いてみたりすることもあります。

なんの絵かわかりますか?

これを使う前までは、A5サイズのハードカバーのノートを使っていました。何でもしっかり書けますし、見開きでA4になるなど、これはこれですごく使いやすいノートでした。しかし以前のrakuniの記事で書いたように、昨年末くらいから急に持ち物を減らしたい欲求が高まりまして、なんとかこの大きなノートもコンパクト化できないかなと考えました。

iPadとapple pencilを持っているので、全部電子化しちゃえばいいかなとも思ったのですが、やはり手書きの気軽さはまだ手放せず、カードに書いてEvernoteで管理とデジアナ両用に落ち着きました。

きっかけは松浦弥太郎さんの本から

情報カードを知ったきっかけは松浦弥太郎さんの『日々の100』という本でした。松浦弥太郎さんの100個のお気に入りの物を紹介している本なのですが、この情報カードが1番はじめに出てくるのです。それだけ生活に必須なんだろうなと。

松浦弥太郎さんが使っている、それだけで何倍もステキでお洒落なアイテムに思えますね。単純です。

『日々の100』、読むと欲しいものが100個増えますが、まさにカッコいい大人の持ち物が知れる本だと思います。ちなみに『続 日々の100』もあります。欲しいものが200個になります。

情報カードはロフトなどの少し大きめの文具屋に売っています。コレクトというメーカーのものが厚みが一番厚いですが、僕は一枚あたりのコスパを重視してAmazonで1000枚入りの物にしています。こちらはコレクトよりは気持ち薄いですが、十分しっかりしたカードです。

合わせて使いたいジョッター

そしてカードと一緒にオススメしたいのが、このジョッターという下敷き的な小物。

立ってメモを取るときに、流石にカードそのままだと書きづらいことこの上なし。A4の紙だとバインダーを使ったりしますが、これは情報カード用のそれです。紙製とは思えないほど綺麗なつくりをしていて、使ってると気分が上がるアイテムの一つ。
簡単なつくりで、表側はカードを挟んでおくクリップが付いていて、裏側にはカードを5枚くらいしまえるポケットが付いています。

大概の打ち合わせには5枚もあれば十分ですし、なによりジャケットの内ポケットからこれとペンがスッと出てきたらカッコよくないですか?カッコいい大人になりたい僕はそんなスタイルに憧れて使い始めました。

こちらはTOTONOEというメーカーのもので、A4サイズなどの展開もしています。

700円くらいで手軽に買えるので覗いてみるだけでいつのまにか色々カートに入ってる罠に僕は落ちました。
使いやすいし何より安価で試しやすいので、文具を変えて見たい方や、かっこよくメモを取りたい方は是非お試しください。
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関連:情報カードの使い方

大学の頃、恩師である先生のデザインに対する考え方が情報カードと親和性がよかったのでご紹介。

「一計百案」が出来ればデザインができる。