この間東京ビッグサイトで行われた、hand made in japan fes 2018というイベントに行ってきました。今回はそこで一目惚れして買った軽い木でできた可愛い靴べらのご紹介です。
hand made in japan fes 2018は、全国からクリエイターが集結し、アクセサリーや革小物、布製品、食品まであらゆる職人技が堪能できるイベント。

職人の祭典、hand made in japan fes 2018

4000を超えるブースを見きるだけでも楽しくて、途中休憩を挟みながら5時間ほど歩き回り、クリエイターの作品を見ました。

字が下手になるボールペン。遊び心だけでできています。

紙でできた立体的なフィギュア。信じられませんが全て細かく切った紙からできています。ブースでは桜の木を作る作業を実演していました。

風景を切り取り、刺繍で作られたブローチ。刺繍と写真というなかなか交わらなさそうな組み合わせが見事に美しい作品になっています。

女性の脚にすわれる椅子。くだらないけどつい座りたくなる。自分の部屋には要らないけど友達の部屋にあったら最高だな。

本物のパンを固めて作ったライト。これはもう完全に可愛さに振り切っていて、素材に強力粉・薄力粉・塩・イースト・LED・電池と書いてあるのが秀逸。

楽しいモノ、美しいモノ、かっこいいモノ、かわいいモノに溢れた会場は、1日周っただけは見つくせません。

sim(松永楽器工房)による楽器の端材で作られた靴べら

この中で僕が購入した商品はこちら、simというショップの木製の靴べら。sim(松永楽器工房)

京都からはるばる出店されているこのショップはもともとコントラバスを作っている楽器工房なのだそう。
楽器を作る際に発生する端材を使って、木製のクラフト小物を製作されています。

これがまさに職人芸の代物。2種類の突板を4枚貼り合わせて作られた靴べらは、削り出しのものよりもむしろ繊細な印象を受けます。

綺麗な白木と楽器らしいウォルナットの深い茶色が、強く対比されながらも流線型の形に美しく収まっています。成形合板な分、無垢材では難しい薄さで強度と軽さを両立できているのではないでしょうか。

これが気に入った理由は2つ。つるんとしたフォルムと、ポケットに入れてても気にならない存在感です。
持ち手になる革ヒモもなんだか可愛い。

使う時には、ヒモを小指で挟んでウォルナットの部分を持ちます。

前回靴磨きの記事を書いたように、最近革靴を履くようになりました。家を出るときにはもちろん玄関にある靴べらを使うのですが、出先や会社でもちょこちょこと靴を脱ぎ履きする場面に出会います。

そんな時にさっとポケットからこの靴べらを取り出して靴を履く。そんな姿がすごくスマートな大人な感じがして、これを買ってしまいました。

さっと履いた後に先輩に差し出したりすると、「おっ、なにこれ〜」と会話のネタにもなります。

そんな時に「これは楽器職人がハンドメイドで作った靴べらで、コントラバスの端材で作られてるんですよ」などとちょっとモノについて語りやすいところが、職人モノのいいところだと思います。

hand made in japan fesで出品されていたモノたちは、きっと全てにこういうストーリーがあるはず。前回行った時も話しかけた職人さんたちは皆いい笑顔で自信満々に商品について語ってくれます。それを聞きにいってモノに触れるだけでも、行く価値を感じました。
来年2019年の1/12~13に、また東京ビッグサイトで開催されるそうです。僕は必ず行くでしょう。みなさんもよければぜひ、クリエイターの熱量に触れて見てください。