もう財布はいらない”RAKUNI”

もう財布はいらない”RAKUNI”

2018年5月23日

僕はミニマリストほど物が少ない人間ではありませんが、それでも手荷物は出来る限り削っていきたい物。手ぶらで出かける男性ってカッコよくないですか?

そんなカッコいい大人のためのミニマルアイテム、RAKUNIのスマホケースが僕の生活の必需品になりました。簡単に言うと、財布と携帯が2in1になり、革の質感が楽しめるiphoneケースです。


昨年の11月に財布を手放しました。それまでは頂き物の長財布を使っていました。それも革製品で5年使ってもほつれもなく、とても気に入っている物でした。お札もキレイに入るしカードの収納もたくさんあります。

しかしふとした時、財布を持たずにカードとお札を直でコートの内ポケに入れて外出したら、自分がとても身軽になったような感覚がしてすごく気分が上がりました。

長財布を使っている以上、ポケットに入れて出かけるのは厳しいですから(尻ポケットから財布が飛び出てるのは控えめに言ってハイパーダサい)、財布を小さいものに変えようかなと色々と調べました。

前から知っている僕も大好きな「スーパークラシック」の南さん開発のアブラサス「薄い財布」や、お札とカードをまとめるだけのマネークリップなど、色々と選択肢は出てきます。

でも冷静に考えると財布を変えても大→小になるだけで、無くなるわけではないんですね。個人的にはもはや持たずにいたいんだけどな、と思って「ならせめて何かとまとめられないか」と外出時に必須になる物をリストアップしてみました。

・iphone (間違いなく要る。もはや依存気味)
・鍵 (これも大事。家や自転車はがんばればスマート化もできるけど会社のカギは厳しい)
・定期入れ (通勤経路にJRを含まないのでアプリにできないんです、、)

そして「財布」でしょうか、中身を分解していくと
・お札
・小銭
・カード
に分けられます。それらを分割できないかなと考えて、結果的にiphoneケースにお札とカードが入ればもうそれでよくね?となったわけです。

世の中の収納付きのケース

最近はiphoneでも電子マネーやクレジットが使えるので、現金を使う機会はめっきり減りました。数枚のお札とカード数枚が入れば事足りるなと、iphoneケースを探す旅に出ることになるわけですが、これが長い旅に。もともとケース着けたくない派の人間、カッコ良くないものは嫌なのです。

収納付きケースというと手帳型が初めに浮かびますが、手帳型も嫌でした。

(↑手帳型のケースが手元になかったので絵を描いてみました。)

携帯を使うたびに手帳を開くのも面倒ですし、僕は左利きなのです。世の手帳型の大半は液晶に対して左に開きますが、すると右手で操作することを強いられるわけです。折り返して開ききるタイプもありますが、そこにお金やらカードや入れてると携帯の後ろにそれらが露出することになります。それもなんかやだなぁ、と。

というわけで手帳型はナシ。

他には背面にスライド式の収納があってSuicaが入ったりするケース。

これだと1枚、がんばっても2枚のカードしか入りません。少なくとも免許証、クレジットカード、キャッシュカードの3枚+お札を入れたい僕のニーズには対応しませんでした。

普通の財布にケースがついたようなものもありましたが、そんなゴツいものを持ち歩く気にはなりません。1日の中で財布を手に持つ機会より、スマホを触ってる時間の方が圧倒的に長いですから、スマホの使い勝手を損ねてしまっては本末転倒。

もうこんなワガママには誰も付き合ってくれないんじゃないかと諦めかけたその時、とうとう出会えました。

RAKUNIのホームページに。

RAKUNIの背面手帳型ケース

背面手帳型という聞きなれない単語。

画面は露出したまま、スマホの背中側がパタパタと開くのです。もちろんカメラは避けて。カードの収納は3箇所、ぴったりサイズの2箇所と、少しゆとりのあるポケットが1箇所。しかも牛本革(重要)。

機能は必要十分、見た瞬間にこれだ!とおもいました。

カラバリはいくつかあり、僕はシンプルなキャメル一択でした(iPhone Xではツートンカラーが基本になっています)。
正直新品の明るい色だった時は、レディースの小物感が強い感じ。

しかしよく手で触ってる分、2週間もするとレザーの風合いが出てきます。角が濃くなり、微かにカードの型が浮かび上がってくる感じ。革の色ムラが出てくると途端に愛着が湧いてきます。

収納方法

肝心の財布の機能ですが、免許証とクレジットカードはカードポケットに、開いたところにはキャッシュカードと畳んだお札を重ねて入れています。

お札を入れるコツは3つ折りにした端の所をポケットに入れ、あとは折り込みながら手帳を畳むこと。初めは4つ折りにして一枚ずつ入れていましたが、これがどうにも取り出しにくいし、一枚ずつ折るのが面倒でこの形に落ち着きました。

手帳を開くとお札がピロンと出てくるので一枚ずつ抜き取れます。お釣りなんかで数枚貰った時も、まとめて3つ折りにできるし、非常に楽チンです。

こうやってまとめて三つ折りにしています。

小銭はどうする?

すると「小銭どうすんの」とかならず聞かれますが、ズボンのポケットにでも突っ込んでてて下さい。小銭入れを持ってた時期もありましたが、それもすぐに使わなくなりました。そうすると、おっさん臭いだなんだと言われることもありますが、へへへ、とごまかしています。

僕は基本的にお札だけを持ち歩き、その日に出た小銭は直で持っておき、家に帰るとビンに投げ入れてます。ちょっとコンビニやとか自販機へって時はそこから適当に小銭を取って買い物に行く事もできますし、何より無意識的に小銭貯金ができます。

半年で4万円ほどになっていました。意気込んで貯金しているわけじゃない分、こうしたまとまったお金は臨時収入な気分でとても嬉しいですね。

まとめ

以上僕のRAKUNIに対するお気に入りポイントをあげました。

基本的にはこれと鍵さえもってればいいわけですから、使い始めてからほんとに身軽に外出できる気がしています。

あぶれたカードやら保険証はまとめて別のカードケースに入れてカバンに入れてあります。ポイントカードなんかは、アプリがあればそれを使っていますが基本的には作らないようにしています。実際にこれで困ることはこの半年で感じませんでした。

デメリットをあげるとすれば、机とかに平置きした時、片側にボタンが出張ってるため斜めになっちゃうことでしょうか。そんなに気にしたことはありませんが。

あと札束は入りません。一万円札で買い物した時によくある、千円札×4枚+五千円札×1枚は余裕で入ります。千円札を10枚入れた時はちょっと携帯が太ります。15枚はキツイかな、という感じ。

これは3-4枚のお札にカードを3枚入れた時。

昔一度、銀行で4万円下ろした時に間違えて千円札を40枚引き出したことがありましたが、長財布にはなんとか収まりました。そんな使い方は出来ませんね、常時大金を現金で持ちたい人には向いてません。

iphone版とXperia版があります、スマートに外に出たい、そんな人にオススメなスマホケースではないでしょうか。

以上、僕が愛用する財布と携帯を物理的にまとめてくれる最高のケースの紹介でした。