カラフルな絵本が映える壁面本棚をDIY。

引越しをしてからこれまでテーブル小上がり食器棚とDIYを続けてきました。
とりあえず食事を作ってそれを食べて寝る場所があれば、まともな生活を送ることができます。
しかしその裏側には、床に平積みされた本や書類。なんとなく積まれたダンボール。理想の部屋には足りないものがあります。

そう、それは本棚。綺麗かつスマートに本を収納したいのです。

我が家のリビングに入る扉を開けると、いかにも棚を設置してくださいというニッチがあります。物件に言われるがまま、ここに本棚を作ってやりたいと思います。

もともとは、2×4でいつものように柱を立て、棚柱を取り付けて板を置くだけのお手軽DIYで済ませようと思っていたのですが、
一緒に住んでいるパートナー(もといクライアント)から「保育園にあるような絵本棚がいい」と要望が。

病院や歯医者の待合所にもある、表紙が見えるように絵本が並んだ本棚です。

絵本棚だけでは収納力が足りないので、下一段だけ飾れるようにし、上は通常の本棚になるようにイメージを作りました。
できるだけシンプルに、飾った絵本や小物が映えるように意識して作ります。

材料は2×4と12mm厚のシナランバーコアという合板を採用しました。

シナランバーコアとは芯材の両面に薄いシナを貼り付けた、ノコギリで刻みやすく加工しやすい上に、面が綺麗、軽いのに強度もあるという魔法のような合板です。
他のベニヤ板に比べると、価格は高い(倍くらいします)ですが、DIYに慣れてない人でも綺麗に作品をまとめられるのでおすすめです。

例によってホームセンターで粗方のカットは済ませてしまいます。

まずは2×4で恒例の柱を立てます。立て方や金具はこちらに

棚柱、ダボレールやガチャ柱とも呼ばれる金具を取り付けます。

今回は柱を3本立てたので金具も3本取り付けるわけですが、それぞれの金具の高さがピッタリ揃うように印をします。

この時注意するのが、柱を立てる前の木材で線引きをしてもアジャスターで調節する際にズレていくので、立てた柱に定規を当てて天井からの下がり寸法で位置を出します

線を引いたたら棚柱を取り付けます。

垂直が出てるか確認します。

3箇所ともに取り付けたら、棚受け金具をつけて棚板がハマります。

中段も入れます。ここで両段ともに水平が取れているかも確認します。もうこれで本棚になります。ここまで約30分。

下段は動かすことはないので、柱に直接アングル金具で固定します。ここはボックス状になるので、手前にも脚を取り付けます。
この手前の脚で棚自体にかなりの強度が出ます。重い本を並べても倒れる心配がありません。

ただ壁際には3本の柱あるのに対して、手前の脚は両側の2本。薄い棚板なのでこのままではたわんでしまいます

手前の脚と少しズラして接合して、

本がずり落ちないための立ち上がりを取り付けます。これが棚板の幕板の役割にもなり、棚板がたわむのを抑えます

次に合板を1辺が斜めの台形状にカットします。このDIYで唯一、自分でカットした箇所。

柱に取り付けます。下の天板から木口に向かって2箇所ビス留めし、上からも木口から柱に対して斜めにビスをうって留めています。

その上にもう一枚天板をのせます。僕の部屋の場合腰壁があったので、この板の高さがちょうど腰壁と揃うようにしています。

斜めにカットした板にそうように、合板でフタをすると完成です。中をデッドスペースにするのももったいないので、蝶番をつけて開閉できるようにしました。

手前に並べた本をどかす必要がありますが、普段使わないものをしまえる場所です。

概ね設計通りに行きました。シナランバーコアが思った以上に美しいのと、カラフルな絵本が目立つように、今回は無塗装で終えました。

そのため制作時間は3時間弱。自分で木材を加工する手順をほとんどすっ飛ばしたので、随分とスピーディに完成しました。

本を飾るとこのような感じに。絵本棚の上は本を置くには奥行きが足りないので、カメラや小物を置くゾーンになります。

棚の下には、ちょうどバンカーズBOXが2段積める寸法になっています。

ちなみ絵本を飾る本棚を作りましたが、うちには子どもはおりません。
将来子どもができたら読んであげたい絵本がたくさん待ってます。

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絵本つながりでご紹介。絵本作家「いわさきちひろ」のポストカードを大量購入したので、美術館を意識しながら飾って見ました。

”ポストカードで家にギャラリーを作る。”