夏に安曇野のちひろ美術館へ行った時に、ステキなポストカードをたくさん買ってしまいました。

【居心地が良すぎて一生居れる絵本美術館「安曇野ちひろ美術館」】

普段こういった記念品を買うことがほとんどない僕にとってはかなり珍しく、それだけ‘’いわさきちひろ‘’の表現が刺さったんだと思います。

ただ買ったはいいものの持て余していたこの大量のポストカードたち。せっかくなのでちょっと演出させて飾りたいと思います。

額を作る

用意する材料

・スチレンボード5mm厚 (A2サイズをつかいました)

・画用紙(マーメイドという紙をつかいました)

・虫ピン

・好きなポストカード

飾るための額になるのはのスチレンボードという軽くて白い板。発砲スチロール的な素材の両面に紙を張り合わせて補強された材料です。とにかく加工性が良いので、建築の模型材料でも1番ベーシックな素材。

今回は300mm × 300mmのサイズが欲しかったので、A2サイズの板から切り出しました。

そしてこの正方形に切った板の中心にポストカードを貼り付けます。

ただ上からペタッと貼っても良いのですが、せっかく作るのでちょっとした工夫を施します。

スチレンボードの片面にノリをつけて、

ひっくり返して大きな画用紙にバーンっと接着します。

ボードの縁に沿って画用紙を切り落とすと片面に綺麗に画用紙が貼られた状態になりました。

これは「マーメイド」という名前の画用紙。

ツルツルとしたスチレンボードに対して、僅かにエンボスのかかったような、ふんわりとした優しい質感の紙。さざ波のような模様からマーメイドという名前がついたらしく、変色や劣化がしづらいことから書籍の装丁にもよく採用されるようです。

スチレンボードに画用紙を重ねた理由は、ポストカードを面一で納めるため。

ポストカードは上図のように、300mm × 300mmの中央に貼ります。

寸法通りに鉛筆でカットラインを引いて、

表面の画用紙とスチレンボードの上紙のみを切ります。力を入れずに表面の紙2枚だけを薄くカット。

表面だけカットすると、角の方からぺりぺりと紙を剥がします。するとその下のスチレン部分が露出します。スチレンボードは表面の紙だけ剥がすのも割と簡単ですが、個人的には2mm以下のボードはやけに剥がしづらい。表面の紙を剥がす時は、3mm以上のボードにするのがおすすめです。

剥がし始めると綺麗にペリーッと剥がれてくれます。そこにノリをつけて、

ポストカードがピタッとハマります。この瞬間が気持ちいい。

隙間や段差なく納まっているのが良いですね。

あとは四隅を虫ピンで壁に固定するだけ、素材が軽いので落ちてくる心配もありません。虫ピンだと穴も画鋲くらいの大きさですみます。

作りを図解するとこんな感じ、画用紙を貼ったりスチレンボードの表面だけ剥がしたりするのは、厚みを調整するためです。

断面で見るとこんな感じ。ポストカードは厚みが結構あってスチレンボードの表面を剥がしただけではピッタリ納まらないので、画用紙を足しました。

使うポストカードによっては画用紙は要らなかったり、もっと厚かったりするかもしれません。

いろんなサイズにアレンジ

この関係さえ転用すれば、ボードのサイズやポストカードのレイアウトは自由にできます。

一般的な額縁くらいのサイズにしたり、

横長に3枚並べてみたり、

大きめのボードに余白を大きく贅沢に配置したり。同じ系統の色味で揃えると統一感が出ますね。

写り込んでいる編み編みのオブジェは、ちひろ美術館に行った時に企画展でやっていた「空気の器」という紙の作品。

僕の住んでいる物件は、1階が玄関で居室が2階にあるタイプのアパートです。1階には玄関と階段しかなくて窓もない空間。そのままだと殺風景で寂しいので、このポストカードたちで小さなギャラリーを作ってみました。

折り返し階段なので、部分的に吹き抜けの空間があります。広い壁をうまく使うことと、階段をあがる視線の動きを意識して、ポストカードたちを配置しました。

ランダムに置いてあるように見えながらも、ちゃんと視線の先に1枚ずつ絵が来るように並べていくのがちょっとしたコツ。

いわさきちひろの独特で繊細な水彩表現が、白い廊下に彩りを与えてくれています。

毎日上り下りする階段が、ちょっとした小さなちひろ美術館の一部になったような気分です。

ポストカードってなんだか簡単に手に入る割には使うことはなかなかないし、飾るにも写真の額には納まらない。眠ってしまっているポストカードってみなさん結構あるんじゃないでしょうか。

今回作ったスチレンボードと画用紙の額は、すごい簡単で安くできるので、少しでも参考になればと思います。

今回使った道具

・カッター(よく切れるもの)

・金定規(0.5mm目盛があるものが僕は好きです)

・差し金(きちんと直角を出ているとキレイに見えます)

・ノリ(強力なものを使いましょう)

・カッターマット(なんだかんだ大きいサイズがあると便利ですね)

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