最近FUJIFILMの写ルンです専用ケースを買ってから、すっかりハマってしまって毎日持ち歩いています。2週間ほどかけて27枚を撮り終わったので、どんな写真が撮れたか、ここで振り返りたいと思います。ちょっとその前に小話を。

写ルンですを初めて使ったのは大学生の頃、友達と自転車で無計画に旅をした時のことでした。
当時の僕たちの中で、なぜか自分達にルールを貸すことが流行っていて、この時の旅のルールが「電子機器禁止」。携帯もデジカメも禁止という制約をかけて、リュックに着替えとタオル、財布だけを入れて東京を出発しました。

目的地も決めず、100円ショップで買ったコンパスを頼りに全力で「西」へ向かう。なんとも無謀で若さが溢れる旅でした。しかしその道中で、このままでは思い出が記憶にしか残らないじゃないか、ということに2日目くらいで気づきます。

慌てて立ち寄ったドン・キホーテで買ったのが「写ルンです」。
自転車を走らせながら、たくさん撮影しました。結果的に4日間で名古屋まで行ったのですが、結局現像に出したのは旅の3ヶ月くらい後でした。撮るだけ撮って忘れてたんですね。
ふと思い出して現像に出した写真を酒の肴にしながら、その友達と思い出を語り合う。そんな時間が今となってはとても尊い時間。人に見せられないバカな写真も多くて、うまくも撮れていない写真ばかりでしたが、そんなことはどうでも良くて。今だによく見返す写真です。

ブログをきっかけに写真をよく撮るように

ブログを始めてから、カメラを毎日持ち歩くようになりました。

学生の時に買って全然使ってなかったニコンD3200という一眼レフカメラを、久々に引っ張り出してきて写真を撮っています。このブログに載っている写真も、ほぼ全てそれで撮ったもの。

一眼で撮る写真はとても好きなのですが、持ち歩くにはやっぱり大きいし重たい。僕のカメラは比較的小さい方ですが、それでもあらかじめ撮るぞ〜という気持ちでないと、中々カバンに入りません。かといってコンパクトで性能の良いカメラを買う余裕も、まだ僕にはありません。

学生の時に使った写ルンですの存在なんてすっかり忘れていましたが、それを思い出させてくれたのが、FUJIFILMの「写ルンです PREMIUM KITⅡ」でした。

専用のカバーに入れるとストラップもつけられ、何より手軽。いい意味で雑に扱えるし、首にかけても負担がありません(重要)。
デジタルカメラに比べたら、撮った写真を確認もできなければ、枚数を撮りきるまで現像にも出せません。コスパも悪くて手間もかかる写真ですが、なぜか好んで使ってしまいます。

4年ぶりに写ルンですを手に取ると、思い出すのは自転車で激走した日々。写真の本質ってそういうところなんじゃないかなと思います。
久々に撮った27枚の写真を現像に出して受け取る時、なんとも言えないワクワク感があります。思い通りの絵が撮れてなくてもなぜか悔しくない。笑ってしまえることが写ルンですの良いところ。

写ルンですで撮影した今回の作例

今回撮った27枚の思い出はこんな感じ。うまくいかなかったものも含めて、全部見せます。

記念すべき1枚目は、何が何だかわかりません。正直どこで何を撮ったのかも思い出せません。こんな失敗もたくさんあります。

思い出しました。この時はサッカーを見に味の素スタジアムに行った時の写真。1枚目の失敗作もきっとスタンドのどこかに向けて撮ったんじゃないでしょうか。ちなみにこの試合、W杯直後だったので長友選手がサプライズで見に来ていて盛り上がっていました。試合も5-2で東京の圧勝。

一部だけ明るいものを撮るとこんな風になるんですね。フラッシュを焚くという概念は、まだ僕にはありません。

前回の記事で取り上げた、長野の安曇野ちひろ美術館がある公園にあった、一本の大きな木。空と地面がちょうど半々くらいの比率で良い感じ。というか天気がめっちゃよくて、適当に撮っても雲がなんかそれらしくしてくれました。

緑が映えます。この時は木を真ん中に、空が1/3になるように意識しました。

建物のファサードです。やはりどこかノスタルジックな雰囲気に仕上がります。

館内に浮かぶフワフワした紙の作品。案外網目もシャープに捉えてくれる。

ブルーサルビアと一緒に行った相方。淡い色合いが綺麗でお気に入りの1枚。雲が立体的でもっと面積寄せてもよかったかな。

広場にある電車。もともと色が強い被写体ははっきりと色が出ますね。

電車の中は教室になっています。

接写は難しそうで今回はチャレンジしませんでした、その分引きで構図を考えるのが楽しい。

この時犬を連れていました。嬉しそうな顔。寝転んで撮ったので僕の股が写り込んでいます。

犬です。

犬です。こいつはこの後僕の写ルンですをベロベロに舐めていました。

美術館に行った後に、キャンプをしました。これはそのキャンプ場で撮った写真。

よく見ると奥に猿がいます。このキャンプ場、普通に猿がうろうろしています。近づくと威嚇されますが、子猿がおんぶされていたり毛づくろいしてたりと、遠目で見る分には可愛い。急に現れると結構怖いです。素早いし。

しゃがんで撮ったんでしょうか。まだ日が暮れてない時間ですが、山の中だと暗い感じに。明るさの感覚がつかめません。


カメラを構えていると設営をサボっていても、怒られる率が下がります。

焚き火を撮りたかったんでしょう。難しいですね。

木越しの夕焼け。雰囲気はあるけど、惜しいなと思った1枚。

どこで撮ったのか思い出せませんが、白樺の中に佇むコテージ。やっぱり自然が一番写真映えします。

ただの道もなぜかいい感じに。カメラを持つと、こういうずっと続く道を撮りがちな気がします。

八ヶ岳の絵本美術館に行きました。別荘みたいな建物の中で、ゆっくりと懐かしい絵本を見ながら昼寝をする場所です。2年連続で夏に行っています。

また出ましたね、失敗作です。確か、絵本美術館の庭にあるブランコか何かを撮ったんだと思います。何がどうなってこうなってしまうのでしょう。暗かったから?

場所が変わって府中のケヤキ並木。国の天然記念物にも指定されている大国魂神社への参道です。この日は死ぬほど暑かったんですけど、ここの木陰は比較的涼しい風が吹いていました。

府中駅のペデストリアンデッキから。曇り空だと都会は彩度が抑えられて、これもいい雰囲気になるなと気づきました。

夕日を逆光で撮ったらどうなるのかなと実験した1枚。普段は逆光で撮ろうなんて思わないけれど、撮ること自体が目的だと光が入るのもアリなんだと気づきます。

最後は中目黒の高架。なんの番号何でしょうね。変哲もない風景でも、切り取ると非日常な感じに。

カメラ好きになった気がする

久しぶりに写ルンですを使って見て、いろんな人がハマる理由がわかった気がします。
とりあえずまとめ買いした写ルンですを使い切ったら、フィルムカメラにも手を出したいなあ。

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都内の建築設計事務所で働く24歳です。興味の赴くままに発信します。ガジェット・ライフハック・小物・建築・アートなど特にカテゴリを絞ることなく、僕の備忘録のような位置付けで綴ります。