「道具屋」ってなんか響きが良いですよね。ドラクエみたいで。ここには何があるんだろう?ってワクワクします。ドラクエやったことないけど。
中央区人形町にある「生活道具屋 surou n.n」というお店に行ってきました。
ほんの少しだけ贅沢な暮し。
「ほんの少しだけ贅沢な暮し。」というキャッチフレーズのもと、質のいい小物が店内至る所に並ぶセレクトショップ。
店内に入ると、天井からぶら下がった大量のペンダントライトが目にはいります。インダストリアルで優しい灯り、これも全部売り物らしい。
植物、革小物、食器、家具とあらゆる生活雑貨が、どれもセンスよく陳列されています。
下町とオフィス街が共存している少し不思議な人形町。若干ごちゃっとした街の中で、このお店の中は明らかにゆっくりとした時間が流れています。
お店の中には少し年配の方がチラホラと、贈り物を選ぶ女性が店員さんとお話ししていました。
「緩」の文字を掲げているだけあって、油断していると何時間でも居れてしまいそうな空気感。
店員さんもすごく丁寧で、あてもなくプラプラと眺める僕を、放置するでもなく過度に干渉してくるでもなく、心地よい距離感で接してくれます。
選び抜かれた商品棚
こだわり抜かれた商品が並ぶお店って、見てるだけで楽しくなります。
有名ものだと、エムピウの革製品や、SIWAの紙製品、丸川商店の布製品が。
それと見ていてテンションが上がったのが、食器の棚。
マットな質感でシンプルな食器がすごい好きなんです。光沢がなくてサラサラした感じがモノとしても慎ましく、乗せる食事も映える気がします。
陶芸を一度やったことがあるんですが、お皿作りって結構大変なんだなと思いました。ハンドメイドの食器がそれなりの値段するのも納得しますし、食器に限らずいいモノにはちゃんとお金を払いたくなります。
身の回りに置くものは全部選び抜かれたこだわりのものでありたい。
そんなこだわりが、陳列棚から見て取れます。
緩く丁寧に、そして少しの贅沢が揃うお店。生活道具屋 surou n.nでした。