tokyo city wall-“3 things”

Q. 3冊の本

C.

『おおきな木』シェル シルヴァスタイン

ベストセラー絵本。初めて読んだ時、優しさ溢れるストーリーと登場人物の人間らしさと、切ない結末に心を掴まれました。「The Giving Tree」という原題も好きです。

ちなみに今書店に並んでいるのは村上春樹の訳ですが、私は本田錦一郎の訳が好みです。

『きみの友だち』重松清

中学生の頃繰り返し読んで、映画も観に行きました。女子の人間関係がリアルな描写で、上手く言えないけれど、当時の私を勇気づけるストーリーでした。

重松清さんの本を読むきっかけになりました。他に何を読んだかは、正直もうあんまり覚えてないな…

『阪急電車』有川浩

こちらも何度も読んで、映画も観た作品。有川浩さんが書く本の中で流れるゆったりとした時間や雰囲気が大好き。

阪急電車に憧れ、恭輔の帰省に付いていって初めて三ノ宮駅でえんじ色の車両を目にした時は興奮しました…!(鉄炸裂)

K.

『原初的な未来の建築』  藤本壮介

大学1年生の時に初めて真面目に読んだ建築の本だと思います。

建築の自由さとカッコ良さと面白さを知った本。学生の頃の自分の設計を見ると、ひたすらにこの建築家からサンプリングしていました。

『建築への思索-場所を紡ぐ』益子義弘

最後の章で書かれている新座の3軒の家は、自生する植物と長い時間をかけて一緒に風景を作っている建築。これは益子先生のご自宅で、大学院の時に縁あってお邪魔させてもらいました。

建築は”作品”でなく”場所”にすぎない、完結しないんだよという言葉が記憶に残っています。

『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある』 松浦弥太郎

“ていねいな暮らし”の代名詞のエッセイストによる若者への暮らしのヒント集。

21個目の項目「決して争わない」。何事もプラスマイナス・ゼロで、良い意見も悪い意見も宝物。大人になってから漠然と感じていたことが、はっきりと言語化されていて印象に残っています。

Q. 3つの音楽

C.

『80年代の洋楽』

生まれる前の音楽をなぜ好きになったのかわからない…昔よく聴いていたのか?胎内記憶?

織田裕二&矢田亜希子主演ドラマ「ラスト・クリスマス」は80’s洋楽がメインテーマで、観ていて楽しかったな。スティービー・ワンダー、ワム!、ABBA、ノーランズは今もよく聴きます。

『浜田省吾』

完全に母の影響です。曲が、ビジュアルが、詩が、声が、ひたすらかっこいい!

ライブにも何度か連れていってもらいました。職場で母と同年代の人がいると浜省好きを公表したい衝動に駆られるけど、まだ言えていないのが現状です(笑)。

『Mr.Children』

櫻井さんは詩人。綴る言葉や行動力を尊敬しています。優しく暖かい声が大好きです。

メンバーの鈴木さん(Drums)中川さん(Bass)  田原さん(Guitar) の雰囲気もすごく好き!

K.

『アルヴァマー序曲』J・バーンズ

小学校の時に音楽会で演奏した一曲。

最初先生に聞かせられた時は「できる訳ないやん」と思ったけれど、夢中で練習した鍵盤の動きは今でも手が覚えています。

『果てのない道』  19

中学生の時にハマっていた19。

高校で地元を離れた時、大学で上京したとき、卒業した時、環境が大きく変わるたびにこの曲が頭の中で流れます。

『宝島』コブクロ

銀色の小さいipodを手にして音楽を聞き始めた頃から、ずっと聞き続けているコブクロの中でも多分一番再生している曲。

”踏み鳴らせ土埃上げて 今居る場所が地図の真ん中”

Q. 3本の映画

C.

『千と千尋の神隠し』

人生で初めて映画館で見た作品。

スクリーンで見た湯婆婆の迫力が今も忘れられない。当時小学2年生だったので、もれなく学校では「千」と呼ばれました。

『プラダを着た悪魔』

アン・ハサウェイの映画が好き。

美しい女性が奮闘する姿は魅力的。登場する華やかな衣装も憧れました。共演するメリル・ストリープや、同じくアン・ハサウェイ主演の『マイインターン』に出演するロバート・デ・ニーロの色気も素敵で、とても印象に残っています。

『かもめ食堂』

とにかく登場するご飯が美味しそうで、美しくて…!北欧移住に憧れました。

あんな空気感や雰囲気の映画をずっと観ていたいです。

K.

『妖獣マメシバ』

生きづらい境遇の主人公が犬と暮らして自立していくシリーズ。起伏のないストーリーで心を落ち着かせてくれる雰囲気の中に、グッと刺さる描写が。

”充電してるつもりでも、立ち上がるときにすごく力がいる。だから、歩き続けた方がいい。”

『リターナー』 

金城武がかっこいい日本のSF。

小2くらいの頃に映画館で見て、迫力とスピード感に興奮した覚えがあります。大学生の時にふと思い出して見返しても、やっぱりカッコよくて、何歳になってもSFには興奮するんだなと再認識した映画。

『ビッグ・リトル・ファーム』

最近みた中で1番心が動いた映像作品。

人の生活と自然との共存の難しさがリアルに美しくドキュメンタリー。自然をリスペクトしてあらゆる生き物を拒絶せずに受け入れる豊かさと厳しさを観ました。

Q.3つの場所

C.

『八ヶ岳にある小さな絵本美術館』

小さい頃から家族で訪ねていて、現在も通う大好きな場所。

木漏れ日が差す絵本コーナーで好きな本を手に取りソファーで読みふける時間がたまらなく好き。

『長野県下伊那郡にある喬木村』

母の「おばあちゃんち」どういう続柄なのか上手く説明できない親戚がいるおうち。

東京生まれにとって貴重な田舎の親戚の家で、夏休みに毎年行っていた大好きな場所です。コロナで最近行けてないけど、また絶対恭輔も連れて遊びにいきたいな。

『ドイツで見た「森のようちえん」の森』

日本にはなかなかないような開けた森があって、子どもたちは雨でも1日中外で過ごします。

自然を間近に感じ、自然と対話しながら遊ぶ子どもたちは、それまで私が見たことのない印象的な表情でした。いつかそんな保育がしたいなと思います。

K.

『長田の大丸山公園』

ただでさえ坂の多い神戸の住宅街で、坂のてっぺんにあった大きな公園。

野球・花火・雑木林の探検・虫取り、外遊びはもちろん、カードやゲームも公園でやっていたし、友達と喧嘩することもありました。子どもの頃の原風景の多くはここにある気がします。

『遠野』

大学院の研究で通った岩手の遠野。

小屋の調査で一軒一軒まわった集落”綾織”や、修士設計の題材にもさせてもらった馬と暮らす里山”クイーンズメドウ・カントリーハウス”。遠野での活動記録がそのまま大学院での思い出。

『安曇野ちひろ美術館』

背景の山嶺が建築になったような連続切妻・散策路のようにうねるアプローチ・華奢で繊細な屋根架構・心地よいスケール感・異種素材の組み合わせ方と見せ方・美術館なのに子どもが走り回っているような良い意味で緊張感のなさ、全てが心地よくて、いつかこんな雰囲気の建物に携われたらと思える場所でした。

ちひろの名前の由来が、ここの絵本作家”いわさきちひろ”からきていることも大きな縁。

Q. 3つの出来事

C.

『2週間のドイツインターンシップ』

海外の保育現場を実際に見たいという夢が叶いました。世界が広がったなと実感しています。

HFパパが我が子に激甘で(笑)なぜそこまで何でもできるの?と聞くと「君も親になればわかる。子どもが喜ぶことは何でもしてあげたいと思うんだ。」と笑っていた。私にもいつかわかるのかな。

『家族の形の変化』

大学4年になる春、父が家を出ることに。

今まで信じてきたものが壊れていくことが悲しくて、毎日なつきとひたすら泣いた。

女3人結束したし、父とも時々会うし、家族の形っていろいろあるんだなと。同じ境遇の人の気持ちがよくわかるし、振り返ればそう思える経験になりました。

『結婚』

母と同じ歳で結婚って感慨深い。

これから想像もできないほど長い年月一緒に過ごしていくのかと思うと不思議な気持ちになったことを覚えています。

今後もたくさんの出来事があるだろうけど、穏やかに心地よい風が吹くような日々を過ごしていきたいな。

K.

『オーストラリアでのホームステイ』

12歳の頃に春休みの2週間ちょっと、オーストラリアでホームステイをさせてもらいました。

英語なんてHelloとOKくらいしか知らないくせに、わがままを聞いて行かせてくれた両親。

どんなに遠くても1人でも、大抵のことはなんとかなるんだと子どもながらに実感した最初の出来事でした。

『上京』

高校では能登で飛行機の勉強をしていたのに、3年生の夏になっていきなり”建築”がやりたいと言って出てきた東京。

どれも自分で選んだ道だけれど、常に両親のことは振り回してしまいました。遠回りだけど、どれか1つでも逸れていたら今の自分はないので無駄な道ではなかったと思っています。

『半年間のマスオさん生活』

就職と同時に、結婚も同棲も飛び越えて、ちひろの実家で4人暮らしの時期がありました。

僕は共同生活には慣れていたけれど、お義母さん達はよくそんな生活を受け入れてくれたなと思います。

今もすぐそばで暮らせているし、フランクな関係で過ごせているのはその時の生活があったからです。